乗り物
- saharaisayo9
- 7月16日
- 読了時間: 4分
何とも言えない具合
子供の頃はもっと夏が好きだった気がする
多分、楽しい事が沢山あったからだろうな
大人には無い夏休みがあったから
海に行って旅行に連れて行ってもらって、
お昼のそうめんとかばあちゃんちの線香の匂いとか
そういうの全部好きだったな
今はもう、そういう情緒を楽しむ時間もない
大人になるってつまんねーなと最近よく思います
大人の方が楽しいよって子供の頃の私に言ってくれた人達は、
本当に本心でそう思っていたのかなと時々考えます
子供に向けた優しい嘘だったのかもしれない
なんで大人には夏休みが無いんだろう
汗だくになって電車に乗って、じめじめして
イライラして、なんでこんな思いしてるんだろうなって
時々泣きたくなります
窓の外を眺めると、夏休みであろう子供たちが楽しそうに
はしゃいでいて、あー、羨ましいなと
本当に思ってしまいます
夏が嫌いなのに、夏の終わりが来ると一気に年の瀬の気配を
感じる瞬間だけ好きです
もはや今の日本に四季って無いようなもんですが、
一瞬でも秋を感じられるととても嬉しくなります
秋生まれだからか分からんけど
キンモクセイの匂いが好きです
あれが一番いい
あー秋だなーと思う
田舎の方に行くと、秋の空を飛び回る赤トンボの群れがいて、
それを見てるのも好きだった
小さい頃はもっとちゃんと秋が感じられていた気がする
夏が嫌いと言うか、湿気が凄すぎるのが嫌なんだろうな
せめてもう少しカラッとしてくれていたら、
夏も好きになれていたような気がします
流石にまだ日は長いし、秋を感じるには早いけど、
時間の流れは確実に早く感じるようになってきたなと
ぼんやりと思います
それが恐くもある
一日を有意義に過ごすとか、無駄なく過ごすとかって、
どういう事なんだろう
最近本当に忘れっぽいから、スーパーに行くときも、
出かけるときも、必ず携帯の中にメモを作っておく
どこに行って何を買って、何を提出して
誰にメールして、と事細かに書いておく
なるべく一日で用事を済ませたいからそうなりがちなのかな
あと、思いついたことはその時にやらないと絶対あとから
思い出せないしやらずじまいになるから
それもやっつけるようにしている
それか目につくところに付箋とか貼る
おかげさまで付箋とメモだらけで何が一番重要なのか
わからなくなっている
バカである
自分の絵を飾るようになった
結構いい感じ
その絵を描いてた頃の事をなんとなく思い出すから
あと、なんか目に見えて頑張ったなって思えるから
今まで個展で飾った絵とか、DMのフライヤーに
使った絵とか、色々飾っている
そうしたら、なんとなくだけど、なにもかけなくて
落ち込んでいる時でも心がふっと楽になる
頑張った形跡が目に見えるのって結構大事なのかもしれない
好きだったことが楽しくなくなる瞬間、切ない
ずっとほしくて買ったはずなのに、なんでかあまり
喜べない
これって本当に何なんだろう
お金貯めて、やったー、欲しかったもの買ったぞ、と
思ってはいるのに、なぜか箱を開けられない
開けるのに凄く時間がかかる
買った事に満足してしまっているのかな
ややこしい
自分の為になる事ってなんなんだろう
為になる勉強とか学びを得る場所の探し方が
本当に分からない
こういう時、自分ってバカだなーと思います
やってみたいことがあっても、それを使いこなせるように
勉強するにはどうしたらいいのかが分からない
blenderも入れただけで使わずじまいになってしまった
何かを身に着けたい
その何かが漠然とし過ぎていて、自分でもどこに歩いていけばいいのか
分かってない感じ
新しい事始めたい
と言う気持ちが、始めなきゃという気持ちに変わり始めている
あんま良くない事かも
でも新しい何かに触れたいな
やわらかい布団で眠りたい
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