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saharaisayo9

誰かのために絵を描きたいな



スケブリンク


まだ原稿全部手書きだった頃の絵

好きなんですこのころの絵

綺麗だなと思う自分で言うのもあれだけど


今回のタイトルにもなっていますが、人のために絵を描きたいなと思っています

これはもうずっとずっと思ってる

小説の挿絵や表紙もCDジャケットも描かせてもらいたい

色々コンペにも出してみたりしたけど、なかなかうまくいかないね

でもずっと言い続けようと思います

言ってるばかりじゃ説得力が無いから、応募したりもしています

公募展に応募したり個展を開催するのもそう

もっと見て貰いたいからです


小さい頃から積み重なってきた劣等感と承認欲求が、ものすごく複雑に絡み合っていて、

気づいたらもう自力でほどけないくらいになっていたように感じます

誰も悪くないんです

全部自分が悪い

自分には本当に漫画しかないと本気で思っていたんですけど、その根底にあるのって何なんだろうとふと考えました

好きな事でほめられたいとか認められたいとか、そういう気持ちももちろんある

けどやっぱり、好きだから辞められないし続けているんだよね、と自分で自分に問いかけています


今まで自分が積み重ねてきていた「努力」と思っていたものが、無駄じゃなかったはずと信じたいからこんなに執着しているんだろうなと思います

無駄な事なんて人生にはないというけど、そういう言葉さえ頭を通り抜けていってしまうほど余裕がないなと思いました

実家の押し入れの中には、今まで描いた漫画原稿がたくさん入っています

初めて投稿した漫画原稿と一緒に入っていた編集部からの「才能があります」の一言が本当に嬉しくて、部屋の壁に飾っていました

だけどきっと、それはお世辞だったんですよね

ただの社交辞令を本気で受け止めてしまった自分が本当に恥ずかしいというか、真に受けすぎていたんだと思います

それでも嬉しかったな

漫画に常に触れている人に褒めてもらえたというのが、嬉しかったんだよな、と振り返っています


ふとした瞬間、今まで持ち込みなどで言われた一言を思い出しては泣いたり自分に腹が立ったり、こんなことでいちいち感情の起伏に振り回されるなんて普通じゃない、と

わけわからんほど泣いたりしています


自分の絵が好きなんですよ

好きでいたいし好きになってもらいたいなと思う

祈りに近い気持ちで絵とか漫画を描いています

どうか誰かに見て貰えますようにみたいに

自分の作ったものが誰かに必要とされますように


自分の作ったもののいい所さえ分からなくなってきて、何が良くて何が悪いのかも分からなくなって、そもそも正解があるのかもよく分からなくなって、

それでも辞められないんだなと冷静になったりします

呪いみたい

認められたいって、誰に?って毎日自分に言われている感じです

本当に、誰に?自分でも思います


自分がかわいいと思ったものを、他の誰かがいいと思ってくれる、

あの感覚が本当に幸せと言うか、あぁ描いてよかった、と本当に思える


今のこの負のスパイラルを壊したい

目につくものすべてが棘に見える

そんなわけないのに、と思っているのに全部怖くて仕方ない

好き勝手やっていたバチなんだよと冷静な自分に言われている感じです

それもそうかも、と心の中に何人もいる自分同士で終わらない殴り合いをしている

レフェリーが必要です

でもそのレフェリーさえ殺し合いに巻き込まれていく


だから、新しい何かに触れなくちゃ

ぬいを作ってみようよ

古本屋に行こうよ

もう眠り続けてしまおう

ふとした瞬間訪れるインターバルを見逃さない

クッソーもう何もかも終わりにしてやる、という暴力的な感情がいつ来るか分からないこの感じ

それだけは絶対にさせないようにしなきゃと思っています


人生ってなんで一回しかないんだろうな

なんでやり直せないんだろう

毎日そんな事ばっかり考えているからよくない

めちゃくちゃ愛されてみたいな

お前なしじゃ生きていけないって言われてみたい

いや、そんなこともないかもしれん


深夜、親の運転する車に乗った

外は真っ暗ですれ違う車もまばら

会話も少ないけど心地よかったな

親との会話が増えたと思います

元気かとか、辛くないかとかそういう事

そんなに元気でもないし辛い事ばっかりだけど自分のせいだからという言葉を飲み込んで

元気だよと機械的に返している感じがします


いつまでもあると思うな親と金

本当にそうだね



必要としてくれる人に届くまで目につくまで、頑張りたいな

私の漫画や絵を見てくれる人、本当にありがとうございます


クロスフォリオやってます

スケブもやってます


諦めたくないな

誰かのために絵を描きたい

描かせてほしい

そう思いながら、個展の準備をしています


続けていれば必ず叶うなんて思ってないけど、

続けていないと分からないことがあるっていうのは、本当だと思っています


足が痛いな

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